中学3年生は、決断の時がきました。

 

期末テストが終わり、中学３年生は決断の時がきました。

この時期がすごく大事なポイントとなります。

が、「部活動終わったから、今まで友達と遊べんかったから遊んでくる。」と言って部活動と同じ時間まで遊ぶ生徒がいます。

そのような生徒は夏休みに入っても切り替えができず、夏休みの確認テストが帰ってくる9月中旬にびっくりすることになります。

 

それを防ぐためにも、この時期に受験する高校を「決断」させなければいけません。

今は、点数が全然足りないと思われている高校でも構いません。これからのがんばりでなんとかなります。

受験校をどこにするかは、1月のテストの結果で最終的に判断するので、それまでは、目標を定めて、

毎日の勉強時間を何時間にするかを決めてください。

 

「決断」とは決めて断つことです。1日24時間しかありません。学校以外での勉強時間を何時間にして、それまでしていた漫画、ゲーム

テレビ、友達とのＳＮＳなどの時間を断つことです。すべてを断つことが無理なら、していた時間を半分以下にすることです。

 

トップ校を目指す生徒や自分の現状点数だと志望校合格が難しいと思う生徒は、この時期は少なくとも平日2時間の勉強時間は確保してください。整理と研究の時間と3年の1学期の復習の時間です。今、平日2時間勉強できない生徒に、夏休みいきなり５～６時間の勉強時間の確保は難しいです。

 

５年ほど前に、夏休みの塾の時間を２時間に設定していたところ、家でまったく勉強してなく、夏休みのテストで成績が落ちた生徒がでました。夏休み毎日６時間勉強する生徒は、概算で２７０時間、一方２時間の生徒は９０時間で、１８０時間の差がつくこととなります。

この差を埋めることは容易なことではありません。

 

この時期に２時間以上出来れば３時間の勉強時間の習慣づけを行い、夏休みに６時間勉強できるようになって欲しいと思います。家庭で無理なら、夏休みだけでも塾で勉強は如何ですか。