受験校をどこにするか

前々回のブログで、「点数が全然足りないと思われている高校でも構いません。」と受験校について書きましたが、実際、昨年京都の難関私立高校を受験した生徒を見ているので、はっきりと言えるのです。

 

　その生徒は１０月にその高校を受験すると決断した時、その前の年の入学試験をさせたところ合格点に１５０点たりませんでした。そして、わたしは石川県模試で偏差値５８だった生徒が偏差値７３と言われる高校を受験するのだから正直難しいだろうと思いましたが、それでもその生徒は「あきらめない」と言ったので、わたしと計画をつくり、平日でも１日６時間の勉強時間の計画をつくりました。

 

そして、計画通り勉強して無事合格できました。

 

　生徒の思いが強く、勉強時間の確保と勉強方法を間違えないで、対策をしっかり行えばなんとかなるもんだと確信しました。この生徒４ヶ月間で飛躍的に受験校対策ができたことになるので、今から８ヶ月ある、中学３年生なら１ランク、２ランク上の学校を受験しようと思ったとしても、ぜんぜん無理だとはわたしは思いません。

 

　中学生では好きで勉強する生徒はほとんどいないと思います。それでも勉強するのは、自分の可能性を広げるためです。将来、これをやりたいと思った時に、あきらめないでやれる自分になるためです。スポーツの世界でも芸術の世界でも受験の世界でも、「壁を作らない」で挑戦できる自分であるために、今をがんばりましょう。

 

　受験校を決めて、今から夏休みまでと夏休みの計画を作って勉強しましょう。