高校生男女別卒業生進路

　右の表は、学校基本調査より抽出した、高校生の男女別の卒業生の進路です。100%から大学等進学率と就職率を引いたものが、専門学校等への進学となります。なお、地域が小松となっているところは小松にある高校出身の%であって、小松に住んでいる高校生の％ではありません。

小松市の高校出身者は男女とも就職率が全国と比較すると非常高く、男子は約14ポイント、女子は約5ポイント高くなっています。また、女子の大学等進学率も石川県や全国に比べ、小松市の高校出身者は、高いパーセントで進学していることがわかります。

男女の小松市の高校出身者で比較すると、就職率は平成23年度までは、11ポイントの差だったものが、ここ最近、13から15ポイント差まで広がってきています。女子の高校卒業生向けの仕事が減ってきてることが原因ではないかと思っています。それを理解しているためか、小松市の高校生の大学等進学率は、昨年度は、男女で10ポイント以上の差がついてます。

全国的に見ても、女子のほうが大学等への進学率が高く、就職率は、男子のほうが高くなっています。

小松市の高校出身者の女子は、大学等進学が約6割、就職が約2割、専門学校進学が約2割、男子は大学等進学が約５割、就職が約3割5分割、専門学校進学が約1割5分となっています。高校卒業後のことを考えて、中学時代に進路を考えてください。