中学3年生のこの時期にすべきこと

中学3年生は、この時期に部活も終了し、期末テストも終わり、勉強は夏休みからと思っている子が少なからず見受けられますが、この時期の受験勉強のスタートが大変重要なこととなります。この時期に平日2時間以上できない子が、夏休みに５～6時間以上の勉強時間を確保することはできません。よって、この時期は、勉強の習慣づけをしっかり行うことが重要になります。そこで、この時期すべきこととして次の５つを挙げたいと思います。

１、学校の宿題（確認テストの直しも含める）

２、3年生の中間、期末試験をもう1回する。

３、3年の1学期の範囲の整理と研究

４、昨年の入学試験

５、昨年の入学試験を行った結果、この9ケ月でどのような計画で目標点数を取るようにするか

1番は当たり前なのですが、2番、3番は、夏休みの終わりにある確認テストは1，2年の範囲のため、夏休みの入る前にきっちり勉強して記憶の定着を図って欲しいためです。4番は、それをすることによって自分のすべきことを明確にして欲しいためです。それぞれの科目で、何点位が必要で、自分自身はどんな勉強が必要かということをわかって欲しいのです。それで、5番のことを考え、夏休みの期間中は、整理と研究を何回も行う方法を取るか、整理と研究以外に自分の苦手な分野の問題集を購入して行うか、入試レベルの問題も夏休み中に挑戦していくかをなどを考えて欲しいのです。わたしは、それを塾や家庭教師の先生から言われたからやるのではなく、自分で率先して考える人になって欲しいと思います。わたしの塾では、生徒に考えさせてどのような方法で勉強していくかを考えさせたいと思います。