確認テスト（すればできるを理解させる。）

昨日6月7日に中学3年生向けに確認テストが行われました。範囲は中学1年生の時に習ったところです。1年次に習ったことを整理と研究で復習して理解できて覚えているかがポイントとなります。

そこで、問題の傾向を掴んでよい点数を取ってもらうために中学校でも過去問を配布しますが(配布される中学とされない中学があります。)、その過去問をする生徒としない生徒がいます。

塾でも家ではしないだろうと思う生徒には、いっしょに考えてもらいました。英語の長文読解の問題と数学の大門１の問題だけですが。

英語は長文なので、長文を読む前の段階で問題を解くことをあきらめるように感じましたが、いっしょに読んであげることによって問題に立ち向かってくれて、解法の仕方を教えると”手も足もでない”という感じではなく、自分でもできるなと感じてくれてるようでした。数学の１問めも単なる計算問題にもかかわらず、はじめは「無理」と言ってましたが、解法を教えると２年前の過去問では自分でしっかりと考えて答えをだしてくれるようになりました。

テストの点数の低い生徒は問題をする前からあきらめて考えない傾向があるので、問題を読んであげるとかいっしょになって考えてあげることが重要です。”すればできる”を理解させれば作業ではなく、勉強するようになると思います。ワークや整理と研究などを提出しなければいけないということで問題を見ないで答えの丸写しする作業になっている生徒は、当然ながら点数はよくなりません。自分のことを「頭が悪い」という生徒がいますが、頭が悪いのではなく、考えることをさけてきたから宿題することが作業になっていて、勉強になっていないことがテストの成績を悪くしてきたのだと思います。

ご父兄の方にお願いしたいのは、生徒たちに”すればできる”ということをまずは理解させて欲しいということです。そして”習慣づけ”です。勉強の習慣づけができていない生徒に対して、習慣づけをしたいと考えてる時間帯に、親の都合で、外に連れ出すことはやめて欲しいと思います。