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7年前の高校生の進学率と就職率

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2016年5月18日

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高校生の進学率及び就職率(学校の基本調査より抜粋)

 

進学率

学校基本調査より

 

昭和57年度の小松にある高校の大学等の進学率は31.8%で、就職率は52.0%であった。

それが、平成21年度は、進学率が56.5%で就職率は28.6%である。完全に、進学率と就職率が逆転した。ただ、全国の就職率は、18.1%だから小松はすごくいい方だと思う。

コマツの金沢移転、大和の撤退で今後の就職率を注視する必要がある。

また、私は高校卒業者の就職先がないから進学させるのだと思っていたが、小松管内の平成21年3月の高校卒業者の求職者数は700人なので、H20年度の就職者数の390人から見ると就職がないからだと断定するわけにはいかない。ただ、希望する就職先がないから進学しなければいけないようになるのだと思う。

参考までに、男子と女子を比較すると小松の高校では、男性の大学等に進学率は51.2%で女性は61.9%である。就職率は、男性は34.4%で、女性は23.3%である。

全国レベルで高校卒業者の就職率が男女で逆転したのは、平成4年度からで、それまでは、女性のほうが就職率は高かった。会社のOA化で女性事務員の雇用が減っているのが原因ではないかと思う。

石川県教育委員会のホームページの平成21年度石川県学校基本調査より高校3学年の生徒数が小松市と加賀市と能美市で1737名(内小松市の高校の生徒数は1360名)この3市の高校で国公立の合格者数をホームページで調査したところ355名(内、小松の高校のみでは310名合格、わからない高校もあった)、約20.4%が国公立に合格していることとなる。

小松の高校でも、約22.8%が国立合格している。進学したものの約40%が国公立に合格できる計算になる。よって、中学時代から、大学の国公立進学をあきらめさせないことが重要だと思う。受験生が中学3年と高校3年の2年間に勉強のスイッチを入れられると国公立に入ってもらえて親の負担は減ります。

2007年度の私立大学の平均(医学部含める)は授業料約83万、入学金約27万、国立大学の平均は授業料約54万、入学金約28万円です。専門学校も2年間の合計費用が200万くらいになるところがあります。

中学時代の2年から3年の春までに進路をしっかりかんがえさせることが重要です。進路が決まらなければ、普通高校に行って考えさせるべきです。

 

 

 

 

 

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